ひきこもり猫

段ボールの中が好き。

本のはなしと薩摩芋の甘露煮。

今週のお題「人生に影響を与えた1冊」

 

小さい頃、本を読むのが大好きでした。大好きというか、それしか楽しみがないといった状況で、母もよく絵本を買い与えてくれたので、沢山読んでいた気がします。小さい頃は、母親が専業主婦だったのとエホバの証人という宗教の信者だったのとで、保育園や幼稚園には通わず、毎日のように母と布教活動に出かけていた記憶があります。遊び相手と言えば、同じ宗教の子どもたち。当時は、唯一心が自由になれる時間・楽しいと思える時間が絵本を読んでる時でした。本を読んでる時間が一番幸せでした。小学生の頃も、セーラームーンキューティハニーといったアニメは禁止されていましたから、唯一の娯楽でもあったのですよね。

 

小学生に上がってからは、イギリス作家の本が大好きで読んでいました。中でも一番好きだったのがロアルド・ダール

ロアルド・ダールの本なら、何でも読みました。「おばけ桃が行く」に始まって、「チョコレート工場の秘密」「オ・ヤサシ巨人BFG」「ガラスの大エレベーター」「魔女がいっぱい」「ぼくのつくった魔法のくすり」「こちらゆかいな窓ふき会社」「魔法のゆび」「いじわる夫婦が消えちゃった!」「マチルダは小さな大天才」もう最高でした。

 

私は中学生くらいから神経症で集中困難になり、本が読めなくなってしまったのですが、途切れ途切れになりつつも本が読みたいと思い続けたのは、小学生の頃に読んだロアルド・ダールの本があまりにも楽しかったからだと思います。

だから、人生に影響を与えた一冊とは少し違うかもしれませんが、本を読むことの楽しさを教えてくれた一冊は間違いなくロアルド・ダールで、中でも一番好きなのが「マチルダは小さな大天才」。

 

当時は、ロアルド・ダールの本を図書室で探しては、家に帰って一日中本を読むという生活でした。それだけが、唯一の楽しみでしたからね。

 

 

ふぅ。小さいころから本を読んできたはずなのに、私はどうも本の読み方がへたくそです。本の読み方にうまいもへたくそもあるの?と言われそうですが、へたなものはへたなのです。

 

だから、本が読めるようになりたい・・と思いながら、今も読んでいます。何と説明したらいいのかわからないのですが、私は神経症のような性格で、何度も同じ箇所を読み続けたり、次の箇所を読むのが恐ろしくて読み進められない時があるんですね。家を出る前に何度もコンセントを確認したり、何度も手を洗うのをやめられなかったりするのに似ています。変に思われてしまうかもしれませんが、真剣な悩みです。

 

話がズレてしまいましたが、本を読むことの楽しさを教えてくれたロアルド・ダールの「マチルダは小さな大天才」が、小学生のころ一番影響を与えてくれた本だと思います。

 

 

ところで話が飛びますが、今日はじめて薩摩芋の甘露煮を作ったんです。(盛大に話が飛んだ!)

 

すごく甘くておいしくて、意外とご飯に会うことにびっくりしました。だって、甘いのに。そういえば、芋ご飯とか、栗ご飯とかありますもんねー。甘くても合うし美味しい!

秋らしい食べ物が好きだから、なんか料理が楽しいですねぇ。